簡単に言うと、Amazonとかでよく見るお勧めの仕組みですが、実は10年前くらいから盛んに業界では取り上げられていたんです。 当時はオロでもお勧めエンジンの開発に取り組もうかと検討してた事があったので、仕組みについても割と詳しいほうです。
多くのお勧めエンジンの「お勧め」の仕組みは 「協調フィルタリング技術」を用いています。これは、わかりやすく言うと、私が好きな本をいくつか集めて、その本が好きな人たちが好きと思っている本のうち、私が知らない本を私にお勧めしてくれる仕組みです。
仕組みは単純ですが、割と良い結果になるようで、本の嗜好性を元に、映画や食べ物とかの嗜好性にも影響するとかの論文も出ているぐらいです。
このお勧めの仕組みを活かしたニュースサイトでは、スポーツが好きな人がスポーツ記事を多くみてると、その人のトップにはスポーツの好きな人が好きなニュースが出てくるとかのサイトも出てきています。
また、自分で自分の好みをパーソナライズするサイトも多く出てきています。 これは、自分からスポーツには興味がないから・・・という事でスポーツニュースを表示しないようにしたりする事です。
このようなレコメンデーションやパーソナライゼーションの仕組みがどんどん進むことで、自分にあった情報が効率よく集められるようになりました。
ここ数年間、Amazonでお勧め通り本を買って、iTunesでお勧め通り音楽を買って、RSSで興味のあるニュースを拾って・・・どんどん便利になり、限られた時間を有効的に活用してる気がしてました。
今朝、ホテルでテレビのニュースを流しながら、新聞を読んでいて、お勧めエンジンの新しい会社が紹介されていて、ふと思ったんですが。インターネットと違って新聞は自分の興味のないニュースも一面で取り上げてます。まぁ、新聞は読みたくなかったら、見出しだけで中身は読まないんでしょう。しかし、横で流れてたテレビでニュースを見る人は、自分の興味のないニュースを読み飛ばすことができません。(トイレには行けますが・・・)
逆に自分の興味がある内容であっても、インターネットはどんどん深堀できるのに対し、新聞はじっくり読む程度、テレビは一方的に次の話題へ流れています。
実は、自分に興味のない情報に無理やりたくさん触れられることで自分の興味や知識の幅が広がり新たな成長をしているのでは!!情報の偏りは居心地が良いだけで、自己の成長を阻害しているのでは?
そういう意味でも、情報の偏りを訂正してくれるようなお勧めエンジンへと早く成長してもらいたいと思います。「興味がないでしょうが、たまにはこんな本を読んでは如何ですか?」的なお勧めをしてくれるようになるまでは、自分で探したり、人から聞いた良い本を積極的に買うしかないですね!
なんか、まとまりない話ですが、週末に大きな本屋さんでも行って自分の興味のなさそうな本を2,3冊買ってきたいと思います。