カテゴリー > 監視ツール
タグ > Munin , サーバ監視
こんにちは。株式会社オロのおおした、といいます。
Webシステムの設計・開発から運用・保守、サーバー・ネットワークの構築など、いろいろやってます。
今回は、Webサイトの運用・保守に欠かせない監視ツールの話です。
最近、当事業部では監視ツールにMuninを採用し、続々と監視範囲を拡大しているところです。
まずは Munin のインストールと初期設定について紹介します。
Muninについて
Munin の構成ですが、監視対象のサーバー側で各種の情報を計測するノード(munin-node)とmunin-node が計測した情報を定期的に収集してレポートを生成するプログラム(munin)に分かれています。
munin-node はデーモンとしてサーバーに常駐し、munin は通常5分間隔で munin-node を巡回します。
このとき、通常は TCP/4949 ポートが使用されます。
インストール
今回は munin を CentOS5 に、munin-node を、CentOS5 と FreeBSD 7.1 にそれぞれインストールしました。
CentOS の場合は、RPMforge から yum で簡単にインストールできます。
# yum --enablerepo=rpmforge install munin munin-node
FreeBSD の場合は、Ports からインストールできます。
# portinstall sysutils/munin-node
今回は munin-node だけですが、munin もインストールするときはこのように行います。
# portinstall sysutils/munin-main
どちらも、依存している RRDTool や各種 CPAN modules と一緒にまとめてインストールが完了します。
初期設定
まず最初に munin-main 側の設定を行います。
CentOS の標準では、munin が HTML のレポートを生成し出力する先は /var/www/html/munin/ 以下になります。
とりあえず標準設定のまま munin のレポートが生成されるように、出力先ディレクトリの所有者を変更しておきます。
# chown -R munin:munin /var/www/html/munin
また、Apache の DocumentRoot を /var/www/html 以外に設定している場合や /munin 以外のパスでレポートを公開したいときは、Apache の Alias 設定が必要になります。
CentOS の yum でインストールすると、標準では /etc/httpd/conf.d/ に munin.conf というファイルが作られているので、このファイルに Alias の設定を追加します。
Alias /munin/ /var/www/html/munin/
次に、munin に監視するサーバーを認識させるための設定を行います。
CentOS の場合、/etc/munin/munin.conf が munin の設定ファイルになります。
まず munin が動作するサーバー自身を監視対象に加えるには、munin.conf に以下の情報を追加します。
[munin.local.oro.co.jp]
address 127.0.0.1
次は FreeBSD サーバーを監視対象に加えるときの設定例です。
[freebsd.local.oro.co.jp]
address 192.168.7.1
最後に、munin-node を各サーバーに常駐させます。
まず CentOS の例です。
# /etc/init.d/munin-node start
次は FreeBSD の例です。
# /usr/local/etc/rc.d/munin-node.sh start
ここまで終わったら、10分ほど待ってから munin が出力したレポートを見てみましょう。
ブラウザで http://munin.local.oro.co.jp/munin/ を開いてみましょう。
うまくいっていれば、きれいなグラフ入りのレポートが見られるはずです。
では、続きは次回。