ソフトウェア開発業 導入事例
株式会社 プロフェッサ
〒108-0071東京都港区白金台 3-14-4LBビル
http://www.pro-s.co.jp/
設立:1990年4月
- 事業内容
- ・生保/損保システムの開発・サービス
- ・WEBシステムの開発・サービス
- ・Accessシステムの開発
- ・WEBコンサルティングサービス
- ・WEBサイト構築サービス

株式会社 プロフェッサ
ITソリューション部 取締役部長
-徳元 隆司 様
ITソリューション部 課長・上級SE
-鈴木 隆大 様
総務部
-川又 路子 様
【生保各社と直取引する高い技術力が強み】
- - 御社の事業内容と強みを教えて下さい。
- 徳元様:プロフェッサは、生命保険向けシステムの開発に強みを持つソフトウェア開発会社です。ある国内生保のシステム開発プロジェクトに参画していた当社の代表(秋元 敏社長)が1990年に1人で立ち上げ、現在は社員数が40名を超えました。大手ベンダーの下請けに入るのではなく、外資系、国内の大手生保と直取引しています。

- 当初はメインフレーム系の開発を手がけていましたが、2001年からオープン系にも乗り出し、生保の大規模Webシステ開発にも携わり始めました。ただ、生保という1業種に依存した状態はよくないと、最近はWeb開発技術を生かし、生保以外への営業を強化しています。また、Webサイトのコンサルティング、制作を数多く手がけており、制作実績は200社以上あります。
【情報の分散により請求業務に問題】
- - ZAC導入前の課題はどのようなことだったのですか?
- 鈴木様:原価管理と請求管理に問題がありました。まず原価管理では以前、フリーのソフトを使っていました。社員の“単価”と勤務時間から粗利をはじき出す単純なものでしたが、社員の勤務時間入力が徹底されないため、入力をチェックしなければならない管理者は大変でした。また、何より一番の問題は、そのように精度が低い原価管理データを誰も活用しようとしなかったことでしたね。

- 請求管理の方は、案件担当者に請求管理を任せていたことで、請求が滞っても誰も気づかない状態でした。当社では、システム開発とWeb制作を合わせ、案件の数が50ぐらいある月もあるのですが、見積もりから受注、納品、請求、時には保守契約に至るまでを統合的に管理できていなかった。特に小規模なWeb制作案件だと、次から次へと案件をこなすので、担当者が請求を忘れてしまっていることもありました。もちろん最終的にはご請求させていただくんですが、期間が空くと請求しづらいんですよね(笑)。
【機能・コスト面の優位性に加えて、オロ担当者の対応が決め手だった】
- - ZACを採用するに至った経緯を教えて下さい。
- 2008年秋よりオロから提案を受け、2009年2月~5月に導入を行う。同年6月より本稼働。利用ライセンスの内訳は、販売管理:4、購買管理:1、勤怠管理:25
- 川又様:最初はERPを導入するつもりではなく、「工事進行基準」*に対処するための情報収集として、あるソフトベンダーの提案を受けました。そこで当社の場合、工事進行基準の強制適用は免れるものの、鈴木が説明したような問題を抱えていると経営上マズいと気づかされ、(勤怠管理と連動した原価管理機能を持ち、受注から請求まで一元管理ができる)ERPが必要と考えるようになってきたのです。
- ※長期請負工事で期末ごと進捗に応じて収益計上する会計基準、2009年4月よりソフトウェア開発業にも適用。期間1年以上、請負金額10億円以上の案件が強制適用
- 徳元様:最初に提案してくれたベンダーさんの製品も含めた複数候補からオロさんのZACを選んだのは、やはりコストの面が大きかったですね。ERPの導入をしたいと思っていても我々くらいの従業員規模で、1000万円と言われると躊躇してしまいますよね。その点ZACは必要ライセンス数を精査した上で契約ができるので、金額のハードルが非常に低かった。実際、情報の一元化が出来ていないことによる請求の滞りなどの問題を解決できるとか、請求業務の工数を5人日から1人日に減らせるとかを考えると、費用対効果も十分見込めました。
- 鈴木様:個人的に決め手を言えば、オロさんの担当者ですね。「この人たちとなら一緒にやっていける」と感じました。こちらは何も知らないので、「相談しやすい」のが大きかった。ユーザーからすると、担当者を含めてパッケージソフトの価値だと思います。社内稟議を通すために他社製品との機能比較表を作成してくれたり、社長への最終プレゼンでも、3時間にわたり事細かな質問に答えてもらいました。
【勤務時間入力が徹底されて原価管理が容易に】
- - ZAC導入により業務は改善されましたか?
- 徳元様:まず社員の勤務時間入力が徹底され、原価管理が容易になりました。ZACは、締め日近くになると、個人個人のPC画面に処理を促す「警告」が出るため、月を超えて未入力の状態が放置されることはなくなりました。それと、以前は社員が手書きしていた勤務表がZACから出力できるようになったので、勤務表を提出しようと思えば、自ずと入力するようになります。
- 川又様:以前は総務の私が担当者から請求情報を集め、請求書を発送しており、そこに請求が滞る曖昧さがあったのですが、ZAC導入後は、担当者が請求登録を行う、私が発送業務を行うと役割分担がハッキリし、請求業務が効率的になりました。また、仮に請求が滞っていても責任の所在は明らかなのも良いですね。細かいところでいうと、有給休暇の残数確認や申請もZAC上で行えるので、以前のように私が管理する必要がなくなり助かりました。財務会計で使う「弥生会計」とのデータ連動もすごく助かっています。

- 徳元様:経営視点からいうと、ZACを導入することで、これまで“なあなあ”できていた業務や、管理会計の考え方を考え直す機会になったことは大きいですね。例えば、従来は保守契約を全社で一元管理する仕組みが無かったんですが、ZAC導入にあたり、過去の契約書などを洗い出しながら、すべてZACに入力していったんですよ。その結果、今後はすべての案件をきちっと管理していけると考えています。これもZAC導入を機に自社の「業務」や「管理会計」をどのようにしていくか、社内で侃々諤々と議論し、方針を明確にした結果だと思っています。
【費用の直接取込でリアルな原価管理を目指す】
- - 今後、ZACをどのように活用していきますか?
- 鈴木様:現状では業務負担を考え、前年度実績から予測した“単価”(人件費と頭割りの間接費)を社員ごと設定しているため、ZACで管理する数字と実績の間には多少のズレが出てきます。今後は直接費も間接費も実績値をZACに取り込み、さらにリアルな原価が見えるようにすれば、データ活用がもっと進むと思っています。
- 徳元様:そうですね。ZACで集計したデータを活用し、プロジェクトごとの予実分析を細かくしていきたいですね。データが蓄積されてくれば、このプロジェクトなら、これぐらいの工数、直接費、間接費がかかると事前にわかるような標準原価モデルも作っていきたい。そうすれば予実対比後の要因分析ができると思うんです。
- - ZACやオロに対する要望はございますか?
- 鈴木様:当社はビジネス形態が異なる3つの部門から成り立ち、それをZACをベースとした1つの業務ルールに当てはめるのが難しく、合わない部分は運用でカバーしています。特に保険システム部の社員は客先に常駐していますので、ZACにアクセスができません。月末にまとめて入力させていますが、ZACにスタンドアローンのPC版があり、そこに入力したデータをサーバーへ一括アップロードできれば便利ですね(オロは現在、データ入力法としてモバイル対応、Excelファイル連携、PC版連携などを検討中)。
- 徳元様:将来当社の規模が大きくなった場合、パートナー企業と協業するケースも出てくると思います。パートナー企業の社員も プロジェクト期間中は ZACを一緒に利用できると、管理会計における原価管理がより正確になるでしょうね。
- - 本日は貴重なご意見ありがとうございました。

