- Point1. 目的の明確化
- Point2. 適用範囲の明確化
- Point3. 適用範囲に対応する機能性
- Point4. 多角的な視点でのコスト
- Point5. フォロー体制および納期
- Point6. スキルとパートナーシップ性
導入検討段階における目的の明確化
ERPシステムを導入する際に一番大切なことは、「何のためにERPシステムを導入するのか」という目的の明確化です。ERPシステム導入前に挙げられていた自社の問題点は何か、そして、導入後はどのように解決するのか。経営戦略に基づいた方向性と信念を再確認することにより、ERPシステム選択時の判断基準も明確になります。
忘れてはならないのが、ERPシステムを導入することが目的なのではなく、経営の効率化が目的なのだ、ということです。当たり前のように思われるかもしれませんが、新しいシステムの導入時には機能の把握やカスタマイズの可能性に目を取られ、本来の目的である経営の効率化のプライオリティが下がってしまうことがあるのです。ですので、いきなり全体の最適化に着手するのではなく、部分的に導入するのもひとつの選択肢となります。
単一の企業や案件の中でも他部門化が進んでいる現代のビジネスにおいて、情報管理システムをIT化し、一元管理することが最も効率の良い手法である、といっても過言ではありません。そのために、自社の経営ビジョンの基幹となる情報はどの情報なのか、そしてその情報をどのようにIT化するのか、ERPシステム導入目的の明確化を導入検討段階で行っておくことが望ましいのです。
